【建築設備点検】非常照明のバッテリーを確認せよ!

こんばんは 青村です。

昨日に引き続き、建築設備点検の話です。

今日自分が担当した内容は、テナント内の非常照明の確認でした。非常照明は、停電になった時に点灯する照明で、必要範囲に照明があるか?また点灯時に必要な照度を保っているか?内蔵しているバッテリーは切れていないか?などを調べます。

僕のビルでは、テナント内に設置されている非常照明は、蓄電池から電気が供給されるので、基本的に非常照明個々のバッテリーが切れるという事はありません

ただ、テナントが工事なので部屋のレイアウトを変えて個室などを作った際に、ビル既存の非常照明だけだと必要範囲をカバー出来なくなる為、新たに非常照明を設置する必要があります。その際に使っている非常照明はバッテリーが積んでいるタイプで、これが切れてしまうと非常時に役に立たなくなるため、定期的に交換をしなければなりません。

・・・で、テナントが新たに設置した非常照明のバッテリーが切れていた場合、僕らビルメンが一個一個型番を確認し、その数を集計、お客さんに作業費を含めて請求、最終的に発注を受けて僕らが取り付け作業をする・・・というのが毎年の行事となっております。

去年は10箇所ぐらい交換をしたのですが、大体1個交換に10分ぐらいはかかります。

作業台で昇って、まずハロゲン管球を取り除きます。これを取る前に非常照明のカバーを外そうとすると、パキッと割れてしまう可能性があるので注意が必要です。そしてカバーを外し、バッテリーを取り外す。これがしっかりハマっていると取り外しにくく、時間がかかります。この際に天井がシステム天井のため、天井も一緒にガッコンガッコン動いてやりにくい事やりにくい事・・・

慣れてしまえばササッと終わるのですが、次の場所に移動したり、非常照明の真下に机があったりして作業台を立てられなかったりする場合は退かしたりなどしていると、やはりそこそこの時間がかかります。

まぁ、要するに面倒って事です。今年は少ないといいな・・・(フラグ)

そんなわけで、今日は業者とテナント内を駆け回り、非常照明が切れている箇所は、作業台を立てて中のバッテリーの型番を一個一個確認し、図面にプロットしていくという作業を永遠にやっておりました。

そして、最終的な非常照明の交換必要箇所は・・・

 

 

 

・・・

 

・・・・・・?

 

まぁ、一緒に作業してたから知ってたけどね・・・。

それにしても、バンバンバッテリー切れの箇所が発見されるものだから逆に不安になりましたね。何50箇所って・・・、もうほぼ全滅じゃん・・・。

そういうわけで50箇所の交換が確定しました。作業日時はまだ決まっていませんが、自分の勤務の時で無い事を祈ります。

50箇所かぁ・・・、1個10分で単純に計算したら、8時間もかかるのか・・・何その地獄・・・。

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