昨日は宿直でした。土曜日で、かつ業者の出入りがなかったので平和な1日でした。
特にトラブルは無く24時になり、シャワーを浴びてあとは電気を消して仮眠に入るだけ・・・
寝る直前に、緊急連絡用電話が鳴り出しました。
警備さんからの電話です。これは確実に「トラブル発生」のお知らせです。
「あ!警備です。〇〇フロア内で漏水警報が発報してます!」
い・・・今このタイミングで!?め・・・めんどくせ〜
夜中にテナントに入室して対応
とりあえず相方を起こし、漏水が発生したテナントに向かいます。「眠いので明日対応します」と言えないのが漏水の嫌なところ。
そういえば、昔は夜中にテナント内でトラブルが発生した時に、テナントの緊急連絡先に「部屋に入っていいかどうかの許可」の連絡をすべきかどうかを悩んでいましたが、今はとにかく部屋に入って対応して、後から連絡をするスタイルで落ち着いてます。
で、テナントの中に入って、漏水警報盤を確認すると「給湯室」と表示されていたので、給湯室へ。てっきりサーバー室のエアコンが結露しているのかと思ったのですが、ちょっとアテが外れました。
それで、給湯室に行くと、そこに設置している冷凍庫の真下が水浸しになっていました。
冷凍庫の扉が少し空いており、冷凍庫内の溶け出した氷の水がポタポタと床を濡らしていました。多分、金曜日の夜に職員の誰かが完璧に閉めるのを失念したのでしょう。
とりあえず、冷凍庫の扉は閉めて真下の水を拭き取りましたが、それでは話は終わらず、漏水検知帯を乾かして、警報を復旧させなければいけません。漏水の元は断ったので自然に乾くのを待てばいいのかもしれませんが、もしかしたら他の場所でも漏水が発生している可能性もゼロでは無いので、保険としても警報を復旧するまでは対応は完了となりません。
漏水検知帯は床下にあるので、4〜5箇所ぐらい床を開けます。この作業も地味に大変で、カーペットを貼り付けるのに使ってる粘着のりがすっごいベトベトします。
これをうっかり踏んでしまい、その状態でテナント内を動き回るとテナントの床を汚す羽目になってさらに仕事が増えてしまうので、うっかり踏まないように注意する必要があります。
深夜1時に、男2人が床穴に頭を突っ込み漏水箇所を探る・・・ハタから見ると何とも言えぬ光景でしょう。
しばらくして濡れている箇所発見!
その箇所をウエスで拭き取り、サーキュレーターを使用して乾燥させると、漏水警報は復旧。つまり、漏水の原因は冷凍庫で間違いありませんでした。
あとは床を復旧し、テナントを去って終了しました。この後、テナントに対して「緊急対応のためテナント内に入った」旨のメールを報告書と合わせて送信し、とりあえず完了。
仮眠室に戻ってきた頃には、2時半過ぎぐらいでした。まぁまぁ時間が掛かりましたね・・・。床下を乾かしたり、床を元に戻したりするのに結構時間を取られた感じです。テナント内の空調が完全に止まっている中で作業をしたので汗だくです。流石にこのまま寝るのは気持ち悪いのでシャワーをひと浴びして就寝しました。
そんなわけで、久しぶりに深夜対応をしました。まぁ、漏水対応は漏水箇所さえ判明すればあとは乾かすだけですから、まぁトラブル対応の中でもわかりやすい部類です。
今日は明けで、帰ってきて速攻で3時間ほど昼寝をしましたが、まだ眠気が残ってる感じです。やっぱり夜にしっかり寝れないと中々疲れが取れません。夕飯を食べたあと、多分速攻で就寝してしまう事でしょう。では本日もお疲れ様でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも楽しく読ませて頂いています。
私も似たような経験があり、お気持ちが物凄く分かります。
私は大規模工場内の建築設備管理に従事しているのですが、当直の夜間業務が終わり就寝して微睡んでいる際に場内の火災報知器が作動して、地区ベルの音で起こされた経験があります。
結局、感知器の誤作動で発報しただけだったので一大事にはならずにすんだのですが、地区ベルの音に驚いた事もあり一睡も出来なかった事が2~3回程度あります。
残暑が厳しいと思いますが、青村さんも体調に気を付けてこれからも踏ん張って下さい。
いつも読んでいただきありがとうございます!
本日書いた内容が、まさに感知器のトラブルで夜中に起こされるというものでした。
いやぁ、防災設備のトラブルは心臓に悪いですね・・・。
お互い頑張りましょう!