9月の消防設備点検は楽ちんでした

お久しぶりです　青村です。

9月は３連休が多いですが、ビルメンの自分にはもはや３連休と聞くと何かしらの点検があるだろうなぐらいにしか感じなくなってきました。例によって今年の連休もフルで出勤でしたし、GWといい連休はずっと出ずっぱりです。

その分、平日に連休が取れればいいのですが、シフトの関係上、なかなか連休がやってきません。４連休ぐらいたまには欲しいなぁ〜。

責任者舞い戻る！

今月の連休は消防設備点検がありました。2月に点検をしましたが、「もう消防点検？！」とびっくり。なんだか１年中消防点検をしている気がするのは僕だけでしょうか。

で、前回の消防点検は「いつもの責任者がいないのでグダグダ地獄」「ダンパー開かない地獄」「排煙口復旧しない地獄」とトリプル地獄を味わいましたが、今回はなんといつもの責任者が復活しておりました！

やはりベテランの責任者は一味違いますね。テキパキと作業員に仕事を振り分けていき、かなりのスピードでスムーズに作業が終了していきます。た、たのもし〜。心なしか、作業員の動きも前回より機敏な気がします。

しかも今回設備員として、一緒に点検に回ったのはベテランのOさんで、このOさんは自分からどんどん動くタイプなので、僕の出番は無し！フロアの真ん中で「今日の夜ご飯何にしようかな〜」っとぼ〜っと過ごす置物と化していました。

Oさんはビルメン歴は長いのですが、僕よりもこの現場歴は短いので僕に遠慮してくれているのか「いや！私がやっておきますよ！」と言ってササっとやってくれます、正直めちゃくちゃ楽です。年齢は僕よりずっと上ですが、腰が低くて知識もあり働き者・・・いやぁ、素晴らしい人ですね。

この人も見習って欲しいなぁ・・・

事前に言ったのに・・・

そんな過去最高に楽ちんな消防設備点検でしたが、もちろんいくつか指摘箇所もありました。

テナント内で、防火シャッターの閉鎖障害（シャッターが降りる先に物が置いてある）とスプリンクラーの散水障害（スプリンクラーの近くに物が置いてある）の指摘がありました。まぁ、この２つは物をどかしてもらって「今度からおかないで下さい」と伝えればOKなのですが、問題はこの指摘があったテナントが、3日前にテナントの防火管理者から「不安だからテナント内を設備員で事前確認をして欲しい」とあった場所なのです。

しかもその指摘箇所は3日前の事前確認の時も指摘があった場所で、「ここは指摘されますので物をどかしておいて下さい」と言い「わかりました！」と言われた場所でした。

２時間もかけて丁寧に説明して「わかりました！」って言ってたのになぜ解決していないんだ・・・。あの担当者なんなのマジで・・・。

ちなみに点検時はテナントの担当者は休みでいないので、後日報告して撤去をしてもらい再度業者に来てもらって指摘箇所を指摘なしにしてもらう必要があります。非常に面倒ですね。それが面倒だから事前確認をした筈なのに・・・。

なお、「担当者が物をどかした後に別の人に再度置かれたのでは？」と思うかもしれませんが、3日前と物と設置位置が全く同じだったので単純にやり忘れだと思ってます。

いわくつきの排煙口は・・・

前回、ものすごい高い箇所で発生した排煙口復旧不良でしたが、なんだかんだ言ってるうちに自動復旧をして、実は現在は不具合なしの状態になっております。

ただ、今回また排煙口を開けた際に復帰不良になる可能性が大なのでなるべくならば開きたくないのですが、点検なので仕方がありません。みんな覚悟を決めて排煙口をオープン！そして復旧ボタンをポチッ！

うぃ〜んううううう・・・

微妙な音を出しながら巻き上がるワイヤー。みんなの目線がその排煙口に向かっています。

う・・・イイイイ・・・う・・・

ダメかっ？

イイイイイ・・・ン・・・パタン

復旧！！圧倒的、復旧！！！

良かった！とりあえず今回の消防設備点検では指摘は無しとなりました。

ちなみに、今回はダンパーの不具合も圧倒的に少なく前回と比べると本当に同じビルか？と思うぐらいでしたが、どうも冬の方がダンパーや排煙口の不具合が増えるようで、次の2月の消防設備点検時はまた地獄になるのでは無いかという恐ろしい見解が出ました。

まぁ、とにかく今が良ければ良しっ！ビルメンは先ばっかり考えてたらキリがありません。これにて9月の消防設備点検は終了しました。あとは今年は年次点検と空調点検と・・・

そして・・・現場を揺るがすほどの人事異動が待っています・・・。最後にこの現場に立っているのは果たして誰か・・・。今はまだ誰も知る由もありません。。。乞うご期待！（何を？）