先日、冷水配管のストレーナーを清掃した関係で、配管内にエアがいくらか溜まっており、それを定期的に抜く事になりました。
エア抜きヘッダーがあるので、そこのバルブをひねれば、その系統の水が排出されます。
ちなみに、今だに良くわかってないのですが、このエア抜き作業って、ポンプが回っている(その系統が稼働している)時にやった方がいいのですかね?なんかポンプが回っている時に、仮に水を出しすぎた場合、ポンプに水がいかず空転してしまいそうで怖いんですよね・・・。
まぁ、それはそうとして、とりあえず適当な冷水系統の一部のエア抜きヘッダーから水抜きをしていたわけです。
そうすると、「ゴボ・・・ボコッ!!」みたいな感じでエアが出てきました。おお、やっぱりエアが入ってるんだなぁと思い、なぜか調子にのってバルブをさらに開きました。
そうすると、まぁ当然ですが、結構な水がドッと出てきました。エアが抜けた分勢いが回復したのか、ホッパーから水が若干溢れ出すぐらい出てきました。
その勢いを見てビビる僕。1番怖いのは、その系統の配管内の水が無くなり、エア混入どころかエアだけの配管になる事です。補給タンクから補給されているのは知っていますが、もしその補給タンクの補給量より排出量が上回ってしまったらアウトです。
そういうわけで、半分パニック状態でバルブに手を伸ばす僕。
そしてなにを勘違いしたのか、バルブを左側に操作。つまり開です。
信じられないぐらい水が出てきました。まぁ当然ですよね、バルブを開にしたのですから。
ただ、この時僕の脳内は「バルブを閉めたぞ!」という思い込みが発生しているので、急に水の勢いが強くなったのは、エアが抜けたせいだ!と思っていました。なので、次第に水の勢いが弱まるかな?と思っていましたが、全然弱まりません。ちなみに、この間、1〜2秒ぐらいです。
そうなると次に考えられるのは、バルブ操作を間違えているという事。そうならば、バルブをちゃんと閉にすればOKです!
ヨイショ!!(左に回す)
「青村は混乱している!」
・・・さらに水が強くなりました。
この時、第三者目線で見れば「バルブは右操作で閉なんだから、それをやればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、目の前で想定外のことが起きると人間って正常な判断が出来なくなるものです。しかも、現在バルブは開50%・閉50%ぐらいの状態なので、一か八かでどちらかに回しても全然手応えが無いのです。もし開20%・閉80%ぐらいだったらどちらかを回せば、水が強くなるか弱まるかハッキリ分かりますが、この状態では全然わからないのです。
もうよく分かりません。次にバルブを操作する際は、確信が無ければ操作が出来ません。
そろそろ床が水浸しになってきました。どうするどうする・・・
その時青村に電流走る!!
隣にあるバルブを確認!!
あ!右だ!!右回しで閉だ!!!!
右に回すとこれ以上いかないのを確認!そうだ思い出した!バルブは右で閉だ!!
・・・そういう感じで、無事バルブを閉める事が出来ました。この間、約10秒。もう終わったかと思いました・・・。水関係のトラブルって、水が容赦なく出てくるとめちゃくちゃ怖いですね。。。いやはや・・・無事止められて良かった・・・。(床に溜まった水は、カッパギで掃除して証拠隠滅しました(笑))
ちなみに冷水ですが、ちゃんと補給タンクから給水されており、ポンプ運転をしても異常はありませんでした。水を出しっぱなしにしていた時間が短かったのが不幸中の幸いで、もしこれが長引いていたら、結構な事故になっていたかもしれません。
人間、パニックになると普段出来ていた事が出来なくなる、という事を身に持って知る事が出来たので、まぁ・・・良い経験になったかな・・・。
明日から波乱の2月が始まりますが、気を引き締めて行こうと思います。では本日もお疲れ様でした。
コメント
コメント一覧 (3件)
バルブに O(Open)かS(Stop)か書いてあるやろ
Shutやったはずい
確かに・・・!そこまで頭が回らなかったですね。。。