Q:ビルメンって年配者でも出来ますか?
A:やめとけ〜〜〜〜〜〜!!!!!
現場の辛そうな50代たち
ビルメンの代名詞といえば「楽!」ですが、かと言っていつまでも出来る仕事では無いと僕は思っています。
僕の現場では、50代の人が3人ほどいますが、よく聞くセリフが
「更年期障害で辛い」
「もう足が上がらないのよ」
「モチベーションが上がらない」
と、まるで干し椎茸のような鮮度の会話が繰り広げられております。
実際に、管球交換とかで作業台に昇る際は、めちゃくちゃ辛そうです。あとは、腰を屈めて作業をしなければいけないところは、ビール腹が邪魔をしてとても辛そうです。
ビルメンの中には、50歳超えても現役バリバリで、作業台片手に現場を走り回っている、とっつぁんがいるようですが、そんな人は稀で、大抵の50代ビルメンは日々体の不調と闘っている事でしょう。
つまり、何が言いたいかと言うと、現場仕事はせいぜい40代までだな、という事。
最近思うんですよね、「この仕事、40代、50代も同じようにやっていけるのかな・・・」という事を。
単純に体力面で考えても40代後半で宿直業務とか、しんどそうですし、作業台とかを使っての高所作業とか危ない気がします。(今ですら結構危ないのに・・・)
また、技術力があれば、何歳でも仕事が出来る!と、よく言われますが、ビルメンの技術力なんてたかが知れています。電気一筋でやっている人から見れば、ビルメンの電気技術なんてお遊びみたいなものです。ビルメンで技術力を磨く!というのはあまりリアルでは無いと思います。
実際に、僕の現場の50代先輩方の技術力は、お父さんの日曜大工にちょっと毛が生えたぐらいのレベルです。昔、修理関係の仕事をやってて中途でビルメンに入社してきた人は、それなりの技術力を持っていますが、ビルメン一筋の人のレベルは・・・、まぁ可も無く不可もなくって感じです。
現場から離れた方がいいかも
ぶっちゃけ、50代になる前に、よっっっぽど現場に出たい!という人以外は、現場から離れる役職についた方が良い気がします。
僕も最初ビルメンに入った時は、「技術力を磨いて、40代、50代でもバリバリ現場の前線で働くぞ〜!」と意気込んでいましたが、どうもそれは厳しいと感じ始めて来ました。技術力は一向に向上しないし(そもそも、技術力が向上するような作業は滅多に無く、でかい作業は業者任せになる)、今の自分が担当している仕事をしている最中に「管球が切れたから交換して来て!」とか「トイレが詰まったらしいから見て来て!」といった現場作業が非常に邪魔くさく感じています。現場のトラブルを見ながら、事務仕事もやらなくちゃいけない・・・。最近はぶっちゃけ「これだけ事務仕事抱えてるんだから、事務仕事だけの担当にしてくれ〜」と思う事も・・・。
一応、事務仕事に集中できるように考慮はしてもらってますが、それでも人が足りなかったりすると、現場に出る事になります。
しかし、普段全然現場に出ないもんですから作業内容がわからなかったりして、つまらないミスをしたりします。要するに、現場の経験値がどんどん下がって来ているんですよね。
これで現場年数が増えて行くと「これぐらい長くいるんだから知ってて当たり前」という空気が出来上がり、出来ない仕事を無理してやり失敗する・・・という事になってしまうのです。
なので、ある程度したら現場から離れた役職に就いた方が、精神的にも身体的にもいいかもしれません。
ビルメンで、現場から離れられる役職なんてあるの?
僕の会社では、人事部とかシステム開発部とかがあります。あとは、省エネ推進室のような部署もあり、そこではビルの省エネに関する色々なデータを収集し、全国に展開しているようなのです。僕は、そこを狙っています!
今の現場から、省エネ推進室に行き、そこでしばらく修行をして、省エネコンサル的な職業に転職する事を目論んでいます。つまり、ビルメンからステップアップです。
このブログのタイトルが「ビルメン青村の日常」なのに、ビルメンをやめる的な事を書きましたが、実は最近ちょっと心境の変化がありまして・・・。それに関しては後日、別に書こうと思います。ま、要するに今の現場に不満があるのと、現場作業でミスをしちゃって自分に自信が無くなっているんですね(笑)
とりあえず、明日も早いのでここまでにします。ではでは
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