ビルメン日記

【建築設備点検】ダンパーを確認せよ!

こんばんは ビルメンの青村です。

僕の現場では、建築設備点検が始まりました。

1年に1回実施する点検なのですが、どうも消防設備点検などとごっちゃになります。理由としては、排煙設備・非常灯の点検も含まれるからです。排煙設備と聞くと、どうしても消防のイメージが強いので、そっちのイメージに引っ張られて混在してしまうのです。(僕だけ?)

また非常灯も、消防設備点検の誘導灯とごっちゃになってしまいます。

この会話、去年もしたような気がする・・・

複数日ある点検ですが、今日はテナント内に設置されている防火ダンパーの点検を業者と一緒に回りました。

防火ダンパー、図面上だとFD(ファイヤーダンパー)と記載されています。

この防火ダンパーの役割は、簡単に言うと火災になった際に、あまりにもファイヤーしすぎた際に、排気ダクト内に炎が入り込んで炎が燃え広がらないように、温度ヒューズにて強制的にダンパーを閉じて炎の侵入を防ぎます。

その温度ヒューズがちゃんと刺さっているか?溶けていないか?ダンパーは手動で動くか?(固着していないか)などを調べます。

で、その防火ダンパーは、ほとんどが天井裏に設置されています。なので、この点検の際は、図面で防火ダンパーがある箇所を特定し、一個一個確認しなければいけないのです。

僕の現場は、システム天井(グリット天井ともいう)を採用しており、平たくいうとマス目事に天井板をズラして天井裏を見る事が出来ます。全部が点検口みたいな感じです。

苦労の割にはあまり評価されない「システム天井交換」 まぁ、上の漫画にもある通り、システム天井って天井がぽこぽこ取り外せるんですよ。 天井裏を見たりするのに点検口以外からも確認...

ただこの天井板、なんか昔のおばあちゃん家の壁(きらきらしている謎素材のやつ)みたいな素材で、ボロボロ白いカスが落ちてきます。それがテナント内に落ちまくると確実にクレームになるので、養生や掃除はしっかりしなければいけません。結構面倒な天井です。

また、点検口は手前に引いたりして開けるタイプが多いですが、この天井は上に軽く上げてズラしてあげないといけないので、開けたい箇所の上に梁が走っていたりすると開ける事がほぼ不可能になります。

これで2箇所ぐらいの防火ダンパーを確認する事が出来ず、結局「(遠くから見て)目視で問題なさそうだから・・・ヨシ!」という判定になった箇所がありました。

点検口は「点検したい箇所」に確実についているから、その場所が見えない!という事はほぼありませんが、グリット天井の場合、そういった配慮は一切ないので、一見どこでも見れて便利そうですが、実際は案外不便な天井なのです。

あと、図面で防火ダンパーの位置を特定するのですが、図面がすっごい嘘をついている箇所が何箇所もあり、あまりにも防火ダンパーが見つからないので片っ端から天井を開けまくってようやく遠く離れた箇所で発見したというのもありました。竣工図面とか、それを元に建築されている筈なのになんでこんなにズレるんだろう・・・う〜ん、謎です。

そんなわけでドタバタしましたが、なんとか1日目の建築設備点検は終了しました。明日はテナント内の非常照明を確認します。それでは本日もお疲れ様でした。

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