暑いですね・・・、まだ5月なのが信じられません。この暑さぐらいで7月・8月を迎えるならまだ全然耐えられますが、これからどんどん暑くなるんでしょ?やばいですよ。
ちなみに昨日外出したら、もう上半身裸でメインストリートをかっ歩するおっさんがいました。早すぎない?
上半身裸は最後の切り札でしょ・・・。夏本番になったらあのおっさんは速攻で脱落だな・・・。
ビルメンにとって夏はただの地獄
去年も似たような事を書いてますが、おそらく毎年書くと思います。それぐらいビルメンの夏は嫌なのです。
ちなみに今年で僕は、ビルメンになって3回目の夏になりますが、宿直リーダーになったという事もあり、去年より緊張する夏になりそうです。
デマンドとの勝負
まず、上の記事でも書いていますが、夏はデマンドとの勝負が始まります。電力量の使われ方が夏は半端無く、テナントの営業時間に一気にデマンド値が跳ね上がります。
契約デマンドを超えた時、全てが終了するので、コアタイムに合わせて、お客さんに影響のなさそうなエリアの空調を弱めたり切ったりしてデマンドを抑えます。これが非常に神経をすり減らします。
思ったよりもデマンドが下がらないと「お願い!止まってぇぇえええ!」と悲痛な叫びが防災センターに鳴り響きます。
冬はデマンド値の監視画面なんてほぼ見ないですが、夏はその画面が初期画面かのように常に表示されており、朝からピリピリモードです。「明日は猛暑日です」というニュースは地獄へ進む電車の出発進行合図となります。
冷凍機の蓄熱は確実に
上記のデマンド勝負に関連して、冷凍機の蓄熱管理というものもあります。蓄熱管理とは、簡単にいうと、夜の他の電気使用が少ない時間に、ターボ冷凍機で冷水を蓄熱槽に作りまくって、その蓄熱槽の水を昼間に使用する。というものです。
この蓄熱槽に冷水を作るのを忘れると大変な事になります。基本的にプログラムでターボ冷凍機が夜に自動的に蓄熱をしてくれるのですが、もしその中で冷凍機にトラブルが発生した場合、その日の宿直者がなんとかしなければなりません。速攻で業者を呼ぶなりして、2〜3時間ぐらいでたった2人の宿直者で問題を解決しなければならないのです。
今のところ、そういった大きなトラブルは起きていませんが、起きる可能性は0では無いので夜の蓄熱開始時間は「頼む!無事に進んでくれ!!」と祈りながら監視PCと睨めっこをしております。
結露でびっしゃびっしゃ
夏といえば結露です。これが本当にひどい事ひどい事。
新しいビルだとか、古いビルだとか関係無しに、結露は容赦無く発生します。結露で悩まされているビルなんて無いんじゃないかな?と思うぐらいです。
作業が単純にキツい
作業場所が、オフィスだったら良いのですが、機械室など空調が効いていないエリアでの作業は、本当にただの地獄です。ヘルメットとかしていると全ての熱が頭に集約され、大変なことになります。卵とか入れてたらゆで卵になるのでは?と思う時もあります。
そういうわけで夏が嫌いなのです
そんな夏が、もう目の前(鼻と鼻がくっつくぐらいの近さ)です。ビルメンの皆さん、今年の夏も無事故で乗り切りましょう。
ではでは