こんばんは 青村です。
いやぁ・・・、もう6月とは思えない暑さになってきましたね。
どうやら梅雨が明けたようですが、雨らしい雨なんて降ってたかな?と思うぐらい短かったので、水不足にならないか心配です。こういう年って、夏が終わったら今度は雨続きになって水害が発生しまくるパターンが多い気がします。う〜ん、地球もいよいよバランスがめちゃくちゃになって来てるなぁ
デマンドが高い!
ビルメンにとって夏は厄介な時期で、いくつか厄介ごとはあるのですが、その中でも特に厄介なのがデマンド調整です。ビルメンは、デマンドを気にするようになると「あぁ・・・夏が来たな」と感じるぐらいです。
ただ、デマンドを本格的に気にするのは、大体7〜8月ぐらいで、毎年6月は様子見ぐらいなのですが、今日は6月とは思えないぐらいの高いデマンドが出ました。契約電力よりは、はるかに少ないのですが、6月でこのデマンド値だと7月8月の真夏日なんてヤバイのでは・・・?と防災センターに緊張が走りました。
これは今年は契約電力を超えてしまうかもしれません。それぐらい嫌な予感がすでにしているのです。
オフィスビルを強制的に節電させよ!
「無理のない範囲で節電を!」という、ものすご〜〜く曖昧なお願いが出ていますが、そんなやり方では、絶対に電力不足は解決しないと思います。
もういっそのこと、オフィスビルに強制的に節電をさせた方が効率的だし、電力量も多いと思います。例えばビルのエントランスの電気を全部消したり、エレベーターを数台止めたり、ビル全体の空調温度を1〜2度上げたり・・・と色々とやれる事は多いと思います。
まぁ、上記の事は別に今からも出来るのですが、やってしまうと「暑い!」だの「不便だ!」だのお客さんからクレームが来る可能性があり、それを考えてしまうと、ビルのオーナーもなかなかGOサインを出せないのです。もし政府から強制的に「やれ!」と言われたら、オーナーも「クレームは政府に言ってね」という感じで強気でGOサインを出せるのです。
そもそも一般家庭で節電なんて、たかが知れているし、節電と聞くと「じゃあクーラーつけるのを我慢しよう!」みたいな感じで頑張り過ぎてぶっ倒れる人も出てくるでしょう。とくに普段からクーラーを使用するのに抵抗がある人はこうなる可能性が高いんじゃないでしょうか。
政府がオフィスビルは節電に協力しろ!と強く言えば、ほとんどのビルは協力すると思います。ビルメンのお上方は、必要以上に世間体を気にしますし、そういった要請があると、テナントから「うちのビルは何も節電しないの?(訳:節電に協力しないと、このビルにいる我々の評判も落ちる!)」みたいなクレーム(?)が来たりしてどんどん協力の輪が強制的に広がってくると思います。
今企業はSDGsに非常に積極的ですからね、そういったのを絡めてあげれば、どんどん協力してくれる企業やビルは増えるんじゃないでしょうか。
本気で節電をするならば、もう企業を一気に動かさないと・・・。どうも政府は「節電出来たらいいな♪」レベルで止まっていると感じちゃいます。エネルギーが足りないのならば、多少は強制的にやらないと、この夏まずいことになりそうです。
それにしても明日も暑い1日になりそうです。熱中症にならないように気をつけていきましょう!
ではでは
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