ビルメンの仕事の一つに、管球交換というものがあります。
大体は、テナント内や共用部の管球を交換するぐらいなので、そんなに難しい作業ではありません。しかも近年はLED化が進んでおり、テナント内だとほぼLEDに置き換わっている箇所もある為、この仕事も徐々に減っていく事でしょう。
しかし、世の中永遠に使用できる管球などは存在しないので、LEDであれどいつかは交換が必要になります。LEDの平均的な寿命は40,000時間と言われています。1日15時間だとして平日つけっぱなしだとしても約8〜9年ぐらいは持つ計算になります。
LEDは取り替えにくい箇所に設置される?
このようにLEDは寿命が長い為、工事で取り付ける際に「どうせしばらく取り替えないから、取り替えやすさとかは考えなくていいや(笑)」という風になりがちだと思います。僕の現場のとあるテナントでは、LEDが設置されている箇所がガラスで覆われており、もしLEDを交換するにはそのガラスを破壊しなければならないという交換作業に関して何も考えていないであろうデザイン重視の施工がされている箇所もあります。
ただ、現場でのこういった「後のことを考えていない」LED設置は、基本的に昔に取り付けられた、それこそまだLEDがそこまで一般的では無かった時代に取り付けられたものが多い様な気がします。おそらく値段的に「交換しやすそうな箇所は蛍光灯」「交換しにくい場所はLED」と分けていたのだと思います。
僕の現場では、基本的に共用部などはまだ蛍光灯などを使っており、LEDが設置されている箇所は、例によって交換がしにくい場所ばっかりです。おそらく10年後ぐらいの人に頑張ってもらおうぐらいのノリだと思います。
難易度No.1の天井管球が切れた
そういうわけで前置きが長くなりましたが、高い高い天井に設置されたLED管球が切れたんですよ。警備さんから報告があって嫌な予感がして見てみたら案の定ですよ。
10メートルぐらいの高さに設置されている管球なので、交換をするにはリフターを使用するしかないでしょう。
ただ、リフターを使用した事がある人ならわかると思いますが、あれは下で見ている以上に揺れます。めちゃくちゃ怖いんです。僕は高所恐怖症では無いですが、流石に足がすくみます。ただ乗って上に行くだけでも怖いのに、上を向きながら管球交換・・・いやいや無理無理・・・
余談ですが、管球の型番を調べてみると案の定、生産終了品。昔に設置されたLEDってほとんど生産終了しているイメージが強いです。後継品があればまだマシなのですが、下手するとそれすらないパターンもあります。その辺の事情は知りませんが、管球の仕様がコロコロ変わり過ぎな気もします。
とりあえず取り外す事に
所長に報告したところ、「じゃあ週末、リフターで一旦取り外しておいて!」と「ちょっとこのゴミを庭に一旦出しといて」ぐらいのノリで言われました。場所が場所なだけあって業者を呼ぼうかみたいな話になるかな〜とちょこっと期待したのですが、まぁそんな事はありませんでしたね。こんな感じでビルメンは案外、高所作業もあるので高所恐怖症の人はマジでお勧めしません。
で、週末に管球取り外しチャレンジに選ばれたのは、週末日勤予定の若手H君。めちゃくちゃ顔が引き攣っていましたね・・・。とりあえず無茶だけはしない様にな・・・。