こんばんは 青村です。
今日は、FCU(ファンコイルユニット)に取り付けてある機器のIDを確認する為に、天井を歩きました。疲れました。
点検口の意味・・・
お目当ての機器は天井内にあります。なので、点検口を開けて天井内を確認する必要があります。今回はそのFCUをメンテナンスする用に取り付けられた点検口を開けてみましたが・・・
やたら遠い
なんだろう、手を伸ばしても届かない距離にあるし、この点検口本当にFCU用に作られたものか?と疑いましたが、点検口には「FCU点検用」って書いてあるので間違ってはいないのです。この点検口から何が出来るんだ?
まぁ、遠くにあるのは仕方がないので、天井内を(面倒臭いですが)歩いて確認をしようと思いましたが
真上に配管が!
つまり、この点検口からは天井内に上がる事が出来ません。設計した人は何を考えているんだ・・・もしかして施工の方が間違ってやったのか・・・?とにかく、この配管を通した人を恨みます。
仕方がないので、別ルートからアクセスをする必要が出てきました
辿り着くまで悪戦苦闘!
しょうがないので少し離れた点検口から天井に上がる事に。
天井内は、天井板を踏むと踏み抜く危険性があるので、基本的にCチャンの上を伝って進んでいくのですが、これが気を結構気を使います。
しかもケーブルやら配管やらが、せまい天井内に張り巡らされているので進むにはある程度ルートを見極めなければいけません。その為、目的箇所へ遠くから向かうのはかなりしんどいのです。
あ〜〜!体の筋が伸びるゥ〜〜!!足がつるゥ〜〜〜!!
配管を跨いだり、吊りボルトに捕まって腕の力で次の着地地点に移動したりなど、まるでSASUKEのようです。しかも「ここって踏んで大丈夫だよな???」とハラハラしながら進んでいるので、体にも心臓にも悪い。辛い〜
それでようやくFCUの目の前まで辿りついたのですが、馬鹿野郎が通した配管があり、その配管が邪魔をして今いる位置からは絶妙にIDの確認が出来ません。その為、吊りボルトを握りしめながら出来る限り体を伸ばし、覗き込むようにIDを見ました。この時、腹と首と足が同時に肉離れ的な痛みが発生してかなりヤバかったですが、ここで倒れたら洒落にならないので気合で継続。なんとかIDを読み取る事に成功し、任務を完了させました。
その後、出口の点検口に辿りつき(当然帰りもかなりしんどかった)降りようと思ったのですが
下にいる後輩が一生懸命スマホをしていました。
「周りに人がいたら誘導してね」「脚立支えててね」とお願いをし、下には下でやる事があるのですがそんなのは無いかのようにスマホをぽちぽち。こっちは上でこんな目にあってるのに・・・
まぁ、幸い人がいない箇所での作業だったので別にいいんですが、なんか最近こんな感じの人が多い気がします。先輩が工具とか全部持って後輩は手ぶらだったりとか。でも「先輩にやらせてないでやれよ!」なんて、今の時代古いんだろうな。そんな事を思いながら、点検口からしばらくジッとスマホに興じる後輩を見つめていたのでした。(5分ぐらい見てたけど「降りるよ〜」って声かけるまでまったく気づいてなかった。すごい集中力!)
コメント
コメント一覧 (2件)
僕の会社でも結構Cちゃん歩く作業があるのですが
こんなのは今の建築業界でまかり通っていいとは思ってなかったのですが
青村さんの現場でもこんなことさせられるのですね…
配管の話などあるあるで共感ほんまします…
Cチャンの上歩くの禁止して欲しいですよね・・・。
いつかやらかしそうで怖いです。