排気ダンパーの固着を直します!

こんばんは ビルメンの青村です。

今日は、排気ダンパーの固着を直しました。

排気ダンパーとは、排気を制御するものなのですが、制御は取り付けられた羽の開閉で行います。まぁ、画像を見てもらった方がわかりやすいでしょう。

外から撮った画像なのですが、この真ん中3枚が制御の羽です。

そして、これは羽の制御を行う装置。これが動いて外側の羽を開閉させ、排気量を調整します。そして、この羽が固着で動かなくなり、使い物にならなくなりました。

常にオープン状態になっており、ピクリとも動きません。制御装置の機械も一生懸命、羽を閉じさせようと動作するのですが、全く動きません。というか、こんなに硬くなるまでずっと開きっぱなしだったという事でしょうか。一応、中央監視PCでこの羽の開閉度合いを確認する事が出来るのですが、「装置が送っている信号の種類(開か、閉か)」しかわからず、現地が実際どうなっているかはわかりません中央監視の意味あるのか?

この状態になっているは、ベテランの重鎮が発見しました。「風の音がする・・・」と若干メルヘンチックな感じで、右手にこの羽の固着をこじ開けるバールを持ちながら言っていました森に溶け込むタイプの強盗?

とりあえず、モンキーで羽をてこの原理でギコギコ動かしながら、シリコンスプレーをかけつつ、ちょっとずつ固着を解消しました。ここで下手に力を入れすぎると、羽が曲がる可能性があるので注意が必要です。ちなみに先々月ぐらいにも、同様の対応があり、同期がこの作業を行ったのですが、力加減を間違えて羽をものすごい方向に捻じ曲げました。こうすると、ずっとネタにされて笑われるので注意が必要です。

そして、数分の格闘の末、無事固着が直りました。制御装置でもスムーズに動かせるので問題なしです。

こういった作業は、単純ですが、加減を間違えると機器をぶっ壊しかねないので、案外神経を使います。ただ、無事直って復旧出来ると、結構な達成感があります。毎日は嫌ですが、たまになら、こんな作業も悪くはありませんね。

 

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